広島の歯科技工所 「株式会社アート・デンタル」

エステティックゾーンへのアプローチ

~軟組織との調和を目指して~

審美補綴において患者様のご要望や要求レベルが年々高まっています。患者様のQOLをより高いレベルで実現させるためにもドクターやコ・デンタルスタッフ が、各々のスキルを理解し、その技術を患者様中心に集約することが審美補綴成功の鍵と考えます。今回のセミナーは歯科医師、衛生士、技工士がそれぞれの立 場から、歯科医療従事者が理解しておくべき内容をお伝えしていただきます。また、新製品や歯科用デジタルカメラ、インプラント機材などごらんいただけま す。歯科関係者の方はどなたでもご参加いただけます。歯科医師の先生方、スタッフの方と共にご参加頂ければ幸いです。

 

<日   時> 平成21年7月12日(日曜日)午後1:00~5:00
<会   場> エソール広島
広島市中区富士見町11番6号 TEL:082-242-5252
<定   員> 60名
<参 加 費>
当  日 4,000円 歯科医師
  2,000円 衛生士・技工士・助手
事前振込 3,000円 歯科医師
  1,500円 衛生士・技工士・助手
<プログラム>  
13:05~14:05 演 題 「Soft tissue managementの臨床応用」

~よりsymmetryを目指して~

演 者  中島康雄 先生(歯科医師 中島デンタルクリニック 広島市)
前歯部領域に限らず歯科治療においては、補綴物が歯周組織と調和することがゴール とされてきた。それにより補綴物のエマージェンスプロファイルの形態が注目され、より清 掃性の高い形態が求められてきた。しかし、ジルコニアなどに代表される審美修復の進 歩に伴い、患者のエステティックゾーンへの要求も高くなってきている。そのような現状の 中で、歯周病学的観点からみた補綴物と審美修復学的観点からのコンセプトは、必ずし も一致しないことが多い。このような場合患者の持つ問題点、要求を確実に分析し、審美 性と生体親和性の両面から治療計画を立案することが重要である。今回は、より高度な 審美歯科治療にかかせなくなったSoft tissueを応用した症例を供覧して頂きたいと思い ます。

14:05~14:35 演 題 「メンテナンス主導を目指したチームアプローチ」
演 者  国武芙美代 先生(歯科衛生士 AICデンタルクリニック 広島市)  

患者様にとって「幸せなこと」とは何か。

「見た目がきれいになる」勿論、患者様が望まれることであろう。しかし、それだけでは達 成されない患者様の想い・希望があるということを私たちは忘れてはいけない。

患者様と医療側との最終目標とは何か…。

14:35~14:45 休憩
14:45~15:15 演 題 「審美補綴に必要な情報伝達を考える」

~シェードテイクから写真撮影まで~

演 者  森井和希(歯科技工士 株式会社アート・デンタル)

補綴治療を行う歯科医師、補綴物を製作する歯科技工士にとって補綴物に求める重要
な要素として、機能的であること、生体に対して為害性がないこと、が挙げられる。また、
自費診療においては、おそらく患者にとっては最も重要視されるであろう審美性という要
素が加わることになる。特に、「補綴物の色」に対しては患者が見てすぐに分かる治療結
果であり、たとえ機能性に問題がなくとも、天然歯との色調の相違があっては患者の満足
は得られない。今回は、この色調再現に必要な情報伝達について再考する。

15:15~ 企業案内  プロセラシステムのご紹介
         ノーベル・バイオケアジャパン株式会社
  企業案内  Lavaシステムのご紹介~特徴と将来性について
         スリーエム・ヘルスケア株式会社
15:45 企業案内 DTI Lava~ジルコニアフレーム 臨床例のご紹介
         白鵬株式会社
15:45~16:00 休 憩
   
16:00~16:30 演 題 「前歯部において審美的回復を行った症例」

演 者  平地昭雄 先生(歯科医師 うえはら歯科 呉市)

近年、審美修復材料の発達に伴い、前歯部修復における審美的完成度は極めて高くなってきている。

ところが、どんなに美しい修復物も、周囲組織との調和と永続性の保証がなければ、まったくその存在意を失う。全歯部修復治療において、補綴物と歯周組織の生物学的及び審美的調和を獲得することがますます重要となっている。今回、長期において安定した歯周組織との調和を達成するために、これらを考慮したオールセラミックによる前歯部修復を行った症例を紹介する。

16:30~17:00 演 題 「術前診断をもとに補綴前処置を行った審美修復症例」

演 者 関谷健祐 先生(歯科医師 うえはら歯科 呉市)

歯科治療の要素として、審美性、構造、機能、生物学的恒常性があげられる。

審美修復治療は患者の意向が優先されるべき処置という特殊性はあるが、審美性のみに注目するのではなく、一般の歯科治療と同様に上記の4要素を改善させることが不可欠である。そのためには術前の十分な診査により内包されている問題点を収集したうえで包括的な治療計画を立案し、患者へコンサルテーションすることが必要である。今回は術前の診査をもとに補綴前処置を行った、上顎前歯部の審美修復症例を供覧させていただきたい。

 

<展示ブース>
  • ノーベル・バイオケア 株式会社
  • スリーエム・ヘルスケア 株式会社
  • 株式会社白鵬
  • 有限会社アイラック (歯科用デジタルカメラ)
  • 株式会社アート・デンタル
<お問合わせ> TEL 082-241-4996  担当 澤村
<お申し込み> TEL または FAX (082-542-0715)
メール(info@artdental.co.jp)
*確認のため、お申し込み後、弊社よりご連絡させて頂きます
<お振込先>  広島銀行 吉島支店 普通 1035789  カ)アート・デンタル
*お振込みは必ずお申し込みの後にお願い致します
<主    催> 株式会社アート・デンタル  

 

デンタル関係者の皆様へ

弊社では患者様のQOL実現に向け質の高い補綴物を製作するため、先生方や技工士さん、衛生士さんと共に勉強してまいりたいと考えております。患者様に喜んで頂ける補綴物を提供する為、今後も継続してセミナー、研修会等の開催を考えております。ご意見・ご感想、研修会の企画等ございましたらご連絡ください。

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